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【総合報道】 2014年12月15日

中国の臓器収奪に関する宣言発表は策略にすぎず

殺害された良心の囚人が臓器のメイン・ソースだ

  ニューヨーク――中国政府は、死刑囚からの臓器収奪を終結すると宣言したが、それは徐々に高まっている国際非難を静めるための宣伝策略にすぎず、また中国でほとんどの収奪された臓器が殺害された良心の囚人、基本的に法輪功学習者から取られたという証拠は、その宣言では無視された。

  国際社会は、これまで十年間ずっと中国の処刑された囚人から臓器を収奪する犯罪行為を非難しつつある。2006年に、臓器を獲得するために、法輪功学習者及び他の良心の囚人を殺害しているという報告が初めて公表された。その後、さらに多くの証拠が発見され、多くの国は、中国に対してさらなる圧力をかけた。

  2014年11月6日、カナダ国会の国際人権委員会では、中国の臓器収奪を非難する決議を可決した(報告)。目下アメリカ下院で進行中のH.Res.281法案は、民主党と共和党から幅広い支持を得て、法案の共同発起人はすでに245人に達した。2013年12月、欧州議会では中国での臓器収奪を終結するよう決議案(報告)が採択され、また2014年3月19日、欧州経済社会評議会(EESC)は、欧州議会の決議に裏書きをした。

  中国の国営メディアが12月4日に発表した新しい規則は、(2007年に遡る)近年同じような一連の発表の中で最も新しいものだが、それらの新しい規則によって、処決された囚人から臓器を摘出する恐ろしいやりかたは、何も変わっていなかった。

ビッグ・ストーリ:何が隠されているのか

  その発表は、ブーム状態の中国の臓器移植産業をただ一つの目的として、数万人の良心の囚人が殺害され彼らの臓器を収奪されたという告発に言及していない。

  臓器のために組織的に人を殺すことを監督する中国の政府関係者の報道は、2006年3月に初めて浮上した。当時ある女性は、4千人の法輪功学習者が彼女の務めた病院で臓器のために殺されたと漏らした(ニュース)。その一週間後、ある中国の軍医は、ただその女性の証言を裏付けたのみならず、またそのような残虐な行為は36カ所の収容所で行っていたと告発した(ニュース)。

  2006年7月、カナダの元アジア太平洋州担当大臣デービッド・キルガー氏と著名な人権弁護士デービッド・マタス氏は、合同で140ページの調査報告書を出した。その報告は「残念ながら、その告発は真実だ」と結論付けた(ニュース)。その後、『中国臓器狩り』は2009年、『中国の移植犯罪国家による臓器狩り』は2012年に出版された。その二冊の本によって、数万人の法輪功学習者は臓器のために殺害されたとの結論が出された。

  中国の臓器収奪に関する独立研究者及び専門家であるイーサン・グートマン氏は、2014年そのテーマについて『虐殺――大量殺戮、臓器収奪及び中国の異見者問題に対する秘密の解決策』という彼の三番目の本を出版した。グートマン氏の推定によれば、6万5千人の法輪功学習者が臓器収奪のために殺されたという。

  法輪大法情報センターは、徹底的な調査が行われるために、あらゆる独立の調査関係者が、中国に入ることを許可するよう、そしてその人道に対する犯罪を行った責任者を裁判にかけるよう、呼びかけている。また同センターは、西側メディアにその全貌を明らかにし、簡単に中国政権の決して実行されないうわべだけの約束のようなものに誘導されないよう注意を喚起した。


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